“見えない”私の永遠の相棒

ん?ってことは…


「東京行くってこと?!」

「…そー、なるの?」

「なる!なるなる!」


なるよね!

だって…!!


「ただいまー。

想良(そら)なに騒いでんのー?

お友達でもきてるの?」

「へ…?

あー、別になんでもない!

おかえりー。」


そっか、そっか…そうだよね。

幽霊だもんね。


「ねぇ、お母さん?」

「なーに?」

「東京行きたい…んだけど。」


恐る恐るお母さんに聞いてみる。


「東京?なんでまた急に。」

「…ひま、だから。

もう高校生だよ?一人旅、ぐらい。ね!いいでしょ!!」


もういい、押し通せばいい!!



すると、お母さんは悩んでるみたい。


「お父さんと要相談。

東京だし、ね。」

「…わかった。」


ちらっとユキを見る。

ユキはなんてことない様子でオッケーサインを出してる。



だめって言われたらどうするのよ。