“見えない”私の永遠の相棒

―正直、これまでないほど楽しかった。

ド田舎生まれ、ド田舎育ちの私はここまでいろんなことで遊ぶことなかったし。


「…ソラさ~。」

「何?」

「あんまり仲いい子いないでしょ。」

「へ…?」


…え、なんで私急に刺されたの?!


「な、なんで?!」

「初めて見た時からずっとひとりだったから。あと…」

「…あ、はは。

そうね、ここまでド田舎だと…逆に仲良くなるものなんだけどね。」


ユキの言葉を遮るように私は言った。


「…!ごめ、傷つけるつもりじゃ…!」


あ、ユキが慌ててる。

これも初めて見る顔。


「んーん、別に隠してたわけじゃないし。」

「そ、っか。」

「私ねぇ、人に突っ込みすぎちゃうんだよね。」

「…。」

「…昨日のユキのもそう。

…嫌われたわけじゃないよ。みんな優しいからね。」



―多分私は、気になったことをずっと気にしちゃう性格なのだ。

いいように言えばまっすぐ素直な性格。



…でも、私のはそんなかわいいものじゃない。


「みんな許してくれるの。

まぁ、小中だとそんな大きな問題になるようなことは聞かないからね。

でも…」


私はそれが苦しかった。

申し訳なかった。

許してくれても、傷ついた子は傷ついてるのだ。



「だから、私から一人になるようになった。」

「…そう、だったんだ。」

「そうなの。

別に、困ることはないけど…一人は退屈よね。」


その時ユキが、どんな表情をしてたのか、私は知らない。