乙女に夢を見せさせて!

うげっと苦虫を潰したような顔を一瞬してたのに。
少し考えてる。やっぱりそこまでは無理か。

「まぁ。お願い2つ分でならいいよ。」
「えっ。ほんと!ありがとう」

直哉が女装してくれるなら話は変わる。
直哉は羨ましいほど、目が大きくまつ毛がバサバサ。女装したらきっと私よりかわいい。憎いけど。

「よし!直哉が女装してくれるならデザイン決まった!明日から作り始めるけど、サッカー頑張っててね」

「明日からテスト3週間前だから、ほとんどないから手伝える」

「そう?じゃあテスト2週間前は部活動停止らしいから、あと1週間がんばろ」

「あーテストだりぃ」
直哉が私の顔に顎を乗せてきた。重い。
どけてほしい。なんか言おうか悩む。
いい感じの室温と眠気に勝てなくてそのまま寝てしまう。