「元彼のは消してないの?」
陽少し笑う。
「それがね、全部とってある。」
雅人吹き出す。
「なんだよそれ。」
2人で笑う。
陽肩をすくめる。
「見ないけどね。」
「消すの忘れてるだけ。」
雅人少し考えて言う。
「俺の中では2番目のヤツはなかなか良い奴だと思う。」
陽びっくりする。
「なんで?!」
雅人真顔。
「ようちゃんに触れなかったから。」
陽止まる。
少し笑う。
「そうゆうこと?」
雅人頷く。
「そうゆうこと。」
少し間。
「3番目のヤツはどんな人なの?」
陽自然に答える。
「普通の人だよ。」
「1つ年上で。」
雅人静かに聞く。
「長かったでしょ?」
陽頷く。
「ね、長かったね。」
少し遠くを見る。
「最後はあっさりだけど。」
「こんなもんかなって感じ。」
雅人聞く。
「…好きだった?」
陽少し考える。
正直に言う。
「好きだったよ。」
少し間。
「でもね。」
雅人息を止める。
陽続ける。
「好きの種類が違った。」
「穏やかな好きだった。」
雅人小さく聞く。
「俺は?」
陽笑う。
涙が少し浮かぶ。
「苦しい好き。」
雅人苦笑する。
「なにそれ。」
陽静かに言う。
「はじめから、まさくんのこと考えると苦しくなる。」
ふぅ、と息を吐いて雅人が小さく言う。
「ベッドいく?」
陽少しだけ照れながら。
「うん。」
少し笑う。
「また泣いちゃうかも。」
雅人優しく答える。
「いいよ。」
「泣いて。」
少し照れながら。
「俺なんてもう泣きそうだし。」
陽笑う。
雅人続ける。
「ようちゃんかわいいね。」
陽すぐ返す。
「ねえ、私35だよ?」
「そんなに可愛いって言われると戸惑うよ。」
雅人即答。
「だってかわいいんだからしょうがないでしょ。」
少し笑う。
「新幹線で会った時さ。」
「うわーーーかわいいーーって心の中で叫んでた。」
陽吹き出す。
「なにそれ。」
2人で笑う。
話しながらベッドへ行く。
並んで座る。
少し距離が近い。
陽小さく言う。
「まさくんもカッコよすぎてドキドキしたよ。」
雅人止まる。
「ほんと?」
陽頷く。
「スーツ姿見た瞬間、やばいって思った。」
雅人少し照れる。
そして――
髪の毛を優しく撫でる。
真っ直ぐな目で見つめる。
逃げない目。
雅人静かに言う。
「ようちゃん。」
少し間。
「もう一回俺と付き合って。」
「今度は絶対離れない。」
陽目が潤む。
小さく頷く。
「うん。」
「お願いします。」
雅人微笑む。
額を合わせる。
「ただいま。」
陽小さく答える。
「おかえり。」
「まさくん、諦めないでずっと待っててくれてありがとう。」
雅人少し驚く。
そして優しく首を振る。
「待ってたわけじゃないよ。」
陽少し寂しそうな顔。
雅人続ける。
「でも忘れたことはなかった。」
静かに。
「どこにいても、何してても。」
「ようちゃんがいなくなった穴はそのままだった。」
陽涙がこぼれる。
雅人髪を撫でる。
「俺さ。」
少し笑う。
「諦めたつもりだったんだよ。」
「でも再会した瞬間分かった。」
「全然諦めてなかったって。」
陽泣きながら笑う。
「私も。」
雅人静かに言う。
「だからさ。」
「待ってたんじゃなくて…」
少し間。
「戻ってきたんだと思う。」
陽少し笑う。
「それがね、全部とってある。」
雅人吹き出す。
「なんだよそれ。」
2人で笑う。
陽肩をすくめる。
「見ないけどね。」
「消すの忘れてるだけ。」
雅人少し考えて言う。
「俺の中では2番目のヤツはなかなか良い奴だと思う。」
陽びっくりする。
「なんで?!」
雅人真顔。
「ようちゃんに触れなかったから。」
陽止まる。
少し笑う。
「そうゆうこと?」
雅人頷く。
「そうゆうこと。」
少し間。
「3番目のヤツはどんな人なの?」
陽自然に答える。
「普通の人だよ。」
「1つ年上で。」
雅人静かに聞く。
「長かったでしょ?」
陽頷く。
「ね、長かったね。」
少し遠くを見る。
「最後はあっさりだけど。」
「こんなもんかなって感じ。」
雅人聞く。
「…好きだった?」
陽少し考える。
正直に言う。
「好きだったよ。」
少し間。
「でもね。」
雅人息を止める。
陽続ける。
「好きの種類が違った。」
「穏やかな好きだった。」
雅人小さく聞く。
「俺は?」
陽笑う。
涙が少し浮かぶ。
「苦しい好き。」
雅人苦笑する。
「なにそれ。」
陽静かに言う。
「はじめから、まさくんのこと考えると苦しくなる。」
ふぅ、と息を吐いて雅人が小さく言う。
「ベッドいく?」
陽少しだけ照れながら。
「うん。」
少し笑う。
「また泣いちゃうかも。」
雅人優しく答える。
「いいよ。」
「泣いて。」
少し照れながら。
「俺なんてもう泣きそうだし。」
陽笑う。
雅人続ける。
「ようちゃんかわいいね。」
陽すぐ返す。
「ねえ、私35だよ?」
「そんなに可愛いって言われると戸惑うよ。」
雅人即答。
「だってかわいいんだからしょうがないでしょ。」
少し笑う。
「新幹線で会った時さ。」
「うわーーーかわいいーーって心の中で叫んでた。」
陽吹き出す。
「なにそれ。」
2人で笑う。
話しながらベッドへ行く。
並んで座る。
少し距離が近い。
陽小さく言う。
「まさくんもカッコよすぎてドキドキしたよ。」
雅人止まる。
「ほんと?」
陽頷く。
「スーツ姿見た瞬間、やばいって思った。」
雅人少し照れる。
そして――
髪の毛を優しく撫でる。
真っ直ぐな目で見つめる。
逃げない目。
雅人静かに言う。
「ようちゃん。」
少し間。
「もう一回俺と付き合って。」
「今度は絶対離れない。」
陽目が潤む。
小さく頷く。
「うん。」
「お願いします。」
雅人微笑む。
額を合わせる。
「ただいま。」
陽小さく答える。
「おかえり。」
「まさくん、諦めないでずっと待っててくれてありがとう。」
雅人少し驚く。
そして優しく首を振る。
「待ってたわけじゃないよ。」
陽少し寂しそうな顔。
雅人続ける。
「でも忘れたことはなかった。」
静かに。
「どこにいても、何してても。」
「ようちゃんがいなくなった穴はそのままだった。」
陽涙がこぼれる。
雅人髪を撫でる。
「俺さ。」
少し笑う。
「諦めたつもりだったんだよ。」
「でも再会した瞬間分かった。」
「全然諦めてなかったって。」
陽泣きながら笑う。
「私も。」
雅人静かに言う。
「だからさ。」
「待ってたんじゃなくて…」
少し間。
「戻ってきたんだと思う。」

