雅人が福岡に行った夜、
少し悩んだけど、雅人の声が聞きたくて
電話をかけた。
「まさくん?お疲れ様。」
電話越しの声。
少しだけ柔らかい。
「お疲れ様。」
自然に声も優しくなる。
「電話大丈夫?」
「大丈夫。」
少し間。
雅人が言う。
「声聞けて嬉しい。」
陽が少し黙る。
そして。
「わたしも。」
雅人止まる。
「え?嬉しい?ほんと?」
少し子供みたいな声になる。
「ほんと。」
少し間。
陽が言う。
「あのさ、まさくん。」
「どうした?」
少しだけ緊張が伝わる。
「この前大阪から帰ってきた日。」
「うん。」
「付き合ってた人の話とか…ごめんね。」
雅人静かに聞いている。
「ちょっと意地悪だったよね。」
雅人すぐ言う。
「ううん。そんな事ないよ。」
少し笑って。
「知らないようちゃんの事全部知りたいし。」
その言い方が。
昔と同じで。
陽少し安心する。
そして本音が出る。
「もう二度と会えないと思ってたから。」
少し止まる。
「会えて戸惑ったし。」
さらに小さく。
「また好きになっちゃいそうで。」
雅人息を止める。
「強がって。」
「わざと嫌われる様なこと言っちゃった。」
少し沈黙。
雅人静かに言う。
「俺は何聞いても嫌いになんかならないよ。」
その声が。
まっすぐで。
陽少し笑う。
「ありがとう。」
少し間。
「それだけ言いたかった。」
そして。
少し照れた声で。
「明日の夜札幌からまた電話するね。」
「また明日」
その言葉の余韻が残っている。
少し悩んだけど、雅人の声が聞きたくて
電話をかけた。
「まさくん?お疲れ様。」
電話越しの声。
少しだけ柔らかい。
「お疲れ様。」
自然に声も優しくなる。
「電話大丈夫?」
「大丈夫。」
少し間。
雅人が言う。
「声聞けて嬉しい。」
陽が少し黙る。
そして。
「わたしも。」
雅人止まる。
「え?嬉しい?ほんと?」
少し子供みたいな声になる。
「ほんと。」
少し間。
陽が言う。
「あのさ、まさくん。」
「どうした?」
少しだけ緊張が伝わる。
「この前大阪から帰ってきた日。」
「うん。」
「付き合ってた人の話とか…ごめんね。」
雅人静かに聞いている。
「ちょっと意地悪だったよね。」
雅人すぐ言う。
「ううん。そんな事ないよ。」
少し笑って。
「知らないようちゃんの事全部知りたいし。」
その言い方が。
昔と同じで。
陽少し安心する。
そして本音が出る。
「もう二度と会えないと思ってたから。」
少し止まる。
「会えて戸惑ったし。」
さらに小さく。
「また好きになっちゃいそうで。」
雅人息を止める。
「強がって。」
「わざと嫌われる様なこと言っちゃった。」
少し沈黙。
雅人静かに言う。
「俺は何聞いても嫌いになんかならないよ。」
その声が。
まっすぐで。
陽少し笑う。
「ありがとう。」
少し間。
「それだけ言いたかった。」
そして。
少し照れた声で。
「明日の夜札幌からまた電話するね。」
「また明日」
その言葉の余韻が残っている。

