男の子に案内してもらい会場に入ると、会場内はすでに人で混雑していた。私はちらりと隣を歩く男の子を見上げる。
高校生かな?背高いな、大人ぽいし。耳にはリングのピアス、首元にはオシャレな十字架のネックレスをしてる。なんか、少女漫画に出てくる男の子みたい。それにしても、横顔までイケメンだなんて、本当に綺麗な顔しているんだなぁ……。こんなイケメンを間近で見られることなんて、人生でもうないだろうに。
「あそこら辺だと思うんだけど」
男の子の視線の先、観客席のスタンドに、夏美ちゃんの姿があった。
「花音! こっち!」
少し離れた位置から、夏実ちゃんが私に向かって、大きく片手を振る。
「友達?」
「はい、席もあそこかと」
「そう?なら俺はこれで」
「ありがとうございました」
男の子は頷くと、足早にどこかに立ち去ってしまう。
クールな人だったな。モテそう。
夏美ちゃんは立ち去る男の子の後ろ姿を見ながら、興味津々にする。
「何あのイケメン」
「ここまで案内してくれたの」
「へー、連絡先聞いた?」
「き、聞かないよ……!」
焦って否定する私に、夏美ちゃんはニヤリと面白がるような笑みを浮かべた。
高校生かな?背高いな、大人ぽいし。耳にはリングのピアス、首元にはオシャレな十字架のネックレスをしてる。なんか、少女漫画に出てくる男の子みたい。それにしても、横顔までイケメンだなんて、本当に綺麗な顔しているんだなぁ……。こんなイケメンを間近で見られることなんて、人生でもうないだろうに。
「あそこら辺だと思うんだけど」
男の子の視線の先、観客席のスタンドに、夏美ちゃんの姿があった。
「花音! こっち!」
少し離れた位置から、夏実ちゃんが私に向かって、大きく片手を振る。
「友達?」
「はい、席もあそこかと」
「そう?なら俺はこれで」
「ありがとうございました」
男の子は頷くと、足早にどこかに立ち去ってしまう。
クールな人だったな。モテそう。
夏美ちゃんは立ち去る男の子の後ろ姿を見ながら、興味津々にする。
「何あのイケメン」
「ここまで案内してくれたの」
「へー、連絡先聞いた?」
「き、聞かないよ……!」
焦って否定する私に、夏美ちゃんはニヤリと面白がるような笑みを浮かべた。
