すき、きらい、キス。

が、同時に伸びてくる腕が1本。


まさか、と思って覗き込んだ月城のくじには、わたしが引いた席の前の席の番号が書かれていたのだ。


「なんでこの学校最後の席がおまえと前後なんだよ」

「こっちのセリフなんですけど。なんで最後の最後にあんたの背中眺めながら授業受けなきゃなんないのよ」

「背中眺めながらって、おまえ真面目に授業聞いててあの点数なの?」


かっちーん!