声が掠れている。 航斗が睨んで言った。 航「倒れたからだろ」 「……帰って」 反射で言ってしまった。 航斗の目が鋭くなる。 航「は?」 「だって……迷惑」 斑「迷惑って、お前死にかけてたんだぞ!」 「死なないから……」 私は弱々しく笑った。 「私、大丈夫だから……」 迅が冷たく言った。 迅「あなたは丈夫ではありません。ただ無理をしているだけです」 伊織が台所から戻ってきた。 手には水と、小さな器。 伊「透羽ちゃん、おかゆ作ったよ。少しだけ食べよう?」 「……え」