「レオンハルトさん。大丈夫ですか?」
「カナタ。……心穏やかとは言えないね」
通路がなくなり、大きな扉が姿を見せる。レオンハルトとアントーニョが扉を開けると、そこには森が広がっていた。舗装された道が一本だけ続いている。
「レオン。馬車の跡があるよ」
オルハンが地面を指差す。彼の言う通り、ぬかるんだ道に馬の足跡や車輪の跡があった。それを見て、レオンハルトは確信する。
(ああ、やっぱりそうか……)
レオンハルトは息を吐く。そして、言った。
「ハリエットを攫ったのは、王族だ」
全員の目が大きく見開かれた。
ハリエットの意識が浮上していく。彼女がゆっくりと目を開けた時、目の前に見えたのはベッドの天蓋だった。まるでお姫様が眠るようなベッドに、ハリエットは飛び起きる。
「ここはどこ……?」
豪華な調度品が並んでいる。ハリエットはベッドから動こうとして、Aliceの衣装を脱がされていることに気付いた。ミニ丈のドレスの代わりに着せられていたのは、ロング丈のオレンジのドレスだった。スカート部分にいくつもリボンがついている可愛らしいデザインのものである。
「カナタ。……心穏やかとは言えないね」
通路がなくなり、大きな扉が姿を見せる。レオンハルトとアントーニョが扉を開けると、そこには森が広がっていた。舗装された道が一本だけ続いている。
「レオン。馬車の跡があるよ」
オルハンが地面を指差す。彼の言う通り、ぬかるんだ道に馬の足跡や車輪の跡があった。それを見て、レオンハルトは確信する。
(ああ、やっぱりそうか……)
レオンハルトは息を吐く。そして、言った。
「ハリエットを攫ったのは、王族だ」
全員の目が大きく見開かれた。
ハリエットの意識が浮上していく。彼女がゆっくりと目を開けた時、目の前に見えたのはベッドの天蓋だった。まるでお姫様が眠るようなベッドに、ハリエットは飛び起きる。
「ここはどこ……?」
豪華な調度品が並んでいる。ハリエットはベッドから動こうとして、Aliceの衣装を脱がされていることに気付いた。ミニ丈のドレスの代わりに着せられていたのは、ロング丈のオレンジのドレスだった。スカート部分にいくつもリボンがついている可愛らしいデザインのものである。

