(犯人はハリエットが抵抗する前に彼女の意識を奪って攫ったのか、それとも部屋を訪ねたのがハリエットの知り合いだったのか……)
レオンハルトは頭の中で様々な考えを巡らせながら部屋を見回す。すると、あるものが床に落ちていることに気付いた。
「これは……」
レオンハルトはそれを拾う。オルハンがレオンハルトの手の中のものを見つめ、「女性ものの化粧品だね」と言う。マーガレットが化粧品を見つめ、「あっ!」と声を出す。
「それ、私がハリエットに使ったリップとアイシャドウよ!私のコラボ化粧品!」
リップは王冠をモチーフとしたデザインとなっており、アイシャドウのパッケージにはヤグルマギクが描かれている。レオンハルトの中に、嫌な予感が芽生えていった。
(まさか、ね……)
レオンハルトは壁を見つめる。この控え室は建物の奥にある。怪しい人物やライブ関係者以外の人物が出入りすれば、すぐにわかるだろう。
レオンハルトは壁を軽く叩いていく。それをアントーニョたちは静かに見守っていた。
コン……コン……コン……カン……。
レオンハルトは頭の中で様々な考えを巡らせながら部屋を見回す。すると、あるものが床に落ちていることに気付いた。
「これは……」
レオンハルトはそれを拾う。オルハンがレオンハルトの手の中のものを見つめ、「女性ものの化粧品だね」と言う。マーガレットが化粧品を見つめ、「あっ!」と声を出す。
「それ、私がハリエットに使ったリップとアイシャドウよ!私のコラボ化粧品!」
リップは王冠をモチーフとしたデザインとなっており、アイシャドウのパッケージにはヤグルマギクが描かれている。レオンハルトの中に、嫌な予感が芽生えていった。
(まさか、ね……)
レオンハルトは壁を見つめる。この控え室は建物の奥にある。怪しい人物やライブ関係者以外の人物が出入りすれば、すぐにわかるだろう。
レオンハルトは壁を軽く叩いていく。それをアントーニョたちは静かに見守っていた。
コン……コン……コン……カン……。

