あっという間に夏休みも終わってしまった。
ほんとに何事もなく、終わった。
何度か文化祭準備の日はあったみたいだけど、行かなかった。
藤堂くんも、行かなかったみたい。
「もうすぐで文化祭だって」
「だなー、うちのクラスはお化け屋敷だってさ」
「みたいだねー」
きっと、文化祭もあっという間に過ぎちゃうんだろうな。
最近は文化祭の準備でより保健室前が騒がしい。
それに、やっぱり多少なりとも怪我人とかは増えるよね。
「文化祭かぁ。どうしよっかなぁ」
「出るかってこと?」
「んー、そう。来るかも、悩んでる」
「……一般の人来る日は休めば?」
一般公開の日。土曜日、か。
たしかに人が多いと困るなぁ。困る、っていうか。
「藤堂くんは?」
「俺ー? うーん、一応来るかなぁ。親に何か言われても困るし」
……んー、まぁ、人によるか。
藤堂くんは、出るのかな。クラス。
私みたいに保健室とか別室登校じゃないもんね。シフトとか出されちゃうよね。
「何?」
「いや? 何にもない」
「何にもないー? 嘘だね」
「……もうー、何でバレてるの?」
「教えない」
藤堂くんは相変わらず楽しそうに笑ってる。
少しすると、藤堂くんは時間だ。と出て行った。
クラスにいるからには多分仕事割り振られてるんだろうなぁ。
教室、か。あの日以降結局行けてないなぁ。
窓の外からは、今は文化祭のペンキ塗りの人たちの楽しそうな声が聞こえてくる。
やりたいこと、できなかったこと。
「次はなにしようかな」
外の声が、酷く耳に響いた。
ほんとに何事もなく、終わった。
何度か文化祭準備の日はあったみたいだけど、行かなかった。
藤堂くんも、行かなかったみたい。
「もうすぐで文化祭だって」
「だなー、うちのクラスはお化け屋敷だってさ」
「みたいだねー」
きっと、文化祭もあっという間に過ぎちゃうんだろうな。
最近は文化祭の準備でより保健室前が騒がしい。
それに、やっぱり多少なりとも怪我人とかは増えるよね。
「文化祭かぁ。どうしよっかなぁ」
「出るかってこと?」
「んー、そう。来るかも、悩んでる」
「……一般の人来る日は休めば?」
一般公開の日。土曜日、か。
たしかに人が多いと困るなぁ。困る、っていうか。
「藤堂くんは?」
「俺ー? うーん、一応来るかなぁ。親に何か言われても困るし」
……んー、まぁ、人によるか。
藤堂くんは、出るのかな。クラス。
私みたいに保健室とか別室登校じゃないもんね。シフトとか出されちゃうよね。
「何?」
「いや? 何にもない」
「何にもないー? 嘘だね」
「……もうー、何でバレてるの?」
「教えない」
藤堂くんは相変わらず楽しそうに笑ってる。
少しすると、藤堂くんは時間だ。と出て行った。
クラスにいるからには多分仕事割り振られてるんだろうなぁ。
教室、か。あの日以降結局行けてないなぁ。
窓の外からは、今は文化祭のペンキ塗りの人たちの楽しそうな声が聞こえてくる。
やりたいこと、できなかったこと。
「次はなにしようかな」
外の声が、酷く耳に響いた。



