孤独な僕らの明日は何色か?

その言葉と共に公演は終わった。拍手が鳴り響く。何一つ心に響かなかったけど、僕も仕方なく拍手をした。その際、こちらを見ていた担任の目が突き刺さる。担任はこう言っているように見えた。

『わかっただろう?親や教師の敷いたレールは正しいんだ』

いつか、三者面談でも同じようなことを言われた。ムカついて起き上がる。鞄の中から缶コーラを取り出す。僕は普段、炭酸は飲まない。親にも「体に悪いから飲むな」って言われてるし、そもそも炭酸自体あんまり好きじゃない。でも、今日はどうしても飲みたかった。

「缶コーラ、あいつも好きだったな」

かつて、この屋上で一緒に話をした孤独な仲間を思い出し、僕はコーラに口をつける。シュワシュワと口の中で炭酸が弾けた。うん。この独特な味が変わらず苦手だ。でも飲み込んでいく。

「そっちに僕も行きたいよ!なんで置いてったんだよ!」

怒りに任せて飲み終えた缶を蹴り飛ばす。缶は屋上のフェンスに当たり、どこか虚しい音を立てて地面に落ちた。