私は左側を向いて退治ポーズ。
無理無理無理無理、この至近距離は心臓もちませんて。
「恋羽、こっち向いて」
「これは無理がある!」
「俺のこと好き過ぎて?」
「うん!」
「元気いっぱいな、うん!をありがとう。俺のこと大好きじゃん、一安心」
玲央は笑った。
笑い事じゃないよー!
玲央は私をぐるんと玲央側にした。
いやマジか。
「男の力をナメんなよー?」
そう、男らしいこと言ってから、軽くキス。
玲央のデレデレは、ベッドの中だと倍増。
「恋羽大好き」
「眠いんじゃないの?」
「恋羽横にいたら、目覚めてきた」
「だったらお帰りください」
「え?いいの?帰っちゃって」
「…帰ってはほしくないですけど」
「素直!」
頭を撫でてきた。
と思っていたら、首に触れてきた。
「あぁっ…ちょっ」
「なーに、ちょっと色っぽい声出して。ねえ、あれ以上の声はどこ触ったら出るの?」
「やめなさい!」
私はドキドキしながら、胸に顔をうずめた。
いつもの香り。
「恋羽、俺の胸に飛び込むの好きだよね」
「良い香りする…」
「特に香水とかしてないんだけどな」



