DEAR.-中学生編-


「そこー!スキンシップNG!」

「まだ誰のモノでもないんでしょ?」

「うっ…」

「じゃあ俺も、彼氏になる権利あるじゃん」

「うっ…」


2段階攻撃やめたってください。

玲央の心のHPがピコンピコン言ってます。


「で、でも恋羽が好きな人と付き合いますよね?恋羽が好きなのはどっちか聞けば早くないですか?」


はい私を巻き込まないでくださーい。


「咲月さんかなー」

「ほら、年上がいいってさ」


玲央の顔が、人様に見せられないことになっている。

せっかくのイケメンが。


「嘘だよ、玲央だよ」


と、優しく抱き締めた。


「意地悪言わないの」


そう言って強く抱き締め返してきた。


「ほら見たか、恋羽は俺選びましたけど?!」

「ふぅーん?」


年上の余裕を感じる。


「まあっ、中学生の恋愛ごっこ、せいぜい頑張りなよ」

「んなっ…」


咲月さんはトレイを持って自分のベッドに戻った。


「ごっこじゃないし…」


と、拗ねてる玲央に向けて、私は自分の唇をトントンとした。


「んえ?」


目線を外して頬を染めた。


「仕方無いな…」


玲央は少し長めにキスしてくれた。