DEAR.-中学生編-


気付いたら18時前になっていて、ガバッと起き上がった。

夕食の時間だ!


「玲央?」

「腕痺れた…」

「だよね、ごめん!」

「でもいいよ、恋羽の好きが聞けたから」

「え?」


言ったっけ。


「へへへ、夕食の時間だから戻るね」

「うん」


最近の玲央は、車椅子では来なくなった。

多少不自由ながらも、軽い足取りで歩けるからかな。

沢村さんが2個のトレイを器用に持って来た。


「これが恋羽ちゃんのね」


向こうに行って、


「で、これが咲月くんの」

「ありがとうございますー」


私も会釈した。

沢村さんが出て行って、カーテンがもぞもぞしだした。

トレイを持って、咲月さんが私のテーブルに置いた。

ポカンとしていると、当たり前のように椅子に座って、


「一緒に食べたいと思って。…ほら、しばらく一緒に過ごすでしょ。やっぱり少しは互いに知っておいた方がいいかなーって」

「あぁ…」


彼の食事を見る感じ、私のと似ている。

病気で入院してる可能性が高い。


「恋羽ちゃん、いくつなの?」

「14歳になる13歳です」

「はあ…中2か、大人っぽい雰囲気してるね」

「でも背が低いから、年下に見られること多いです」

「145cmくらいかな?」


私は頷いた。