<恋羽、面会いつ来るの?>
それどころじゃないんだっつーの!
怪我らしい怪我は右腕から右手首だけど、全身何となく痛いんだよ。
それに、どうしたって聖ちゃんに会いたくない。
<行かない>
<えー、なんで!>
<行きたくない>
<恋羽に会いたい!>
聖ちゃんいるじゃん。
もしかしてグルか?
あの時の、好きって言葉は、嘘だったのかな。
気変わりしたのかな。
だったらもういいよ。
終わりにしよ。
私は既読スルーして横たわった。
恋羽に会いたい、か。
この前なら、喜んでたのに。
裏切り者。
しばらくして、玲央から電話がかかってきた。
ああ、あの時と一緒だ。
私は出ずに、着信履歴が25件になる。
こないだより多くなってる。
そんなに聖ちゃんと結託して私を貶めたい?
それがまた3日続いた。
私は誰にも愛されない。
誰を愛することもないような世界に閉じ込められたように、毎日毎日暗いままだ。
いっそ、光宗くんと付き合ってみるか。
最低なことを考えてしまった。
そこに、玲央から電話がかかってきた。
もういい、これで終わりにする。



