DEAR.-中学生編-


初耳なんだけど…玲央からそんな話は聞いてない。


「あれー?玲央から聞いてないんだー?カワイソー」

「もういい。…髙野家に関わらないで」

「玲央が好きなのはあたしだから。無理、かな?」


心臓がバクバクして、立っているのがやっとだった。

確かに告白されたのは私のはずなのに。

聖ちゃんが好き…?


「…帰ります」

「きゃははっ」


気分が悪い。

これだから人間は、女は、嫌い。


翌朝、シーネのせいで背負いにくいリュックとスクールバッグを持って、登校。

途中で光宗くんと会う。


「スクバ持つか?」

「ありがと」


少しずつ気まずさは無くなってきた。


「木本くんから聞いたの?怪我の話」

「ああ…うん」

「そっか」

「絶対清野だな。でもアイツのことだ、勝手に落ちた、自分じゃないってシラを切るんだろうな」

「うん…」


放課後になって、暗い顔で帰宅する。

玲央の所に行きたくない。

聖ちゃんがいるだろうから。

もうなんだかんだ1週間行けてない。

新学期でバタバタしてて、疲れて行けなかった。

一昨日は怪我してそれどころじゃなかったし。


部屋着に着替えた私の元に、メッセージが来る。