「よ、弱った時は、お互い様だろう?」
「それをいうなら、困った時だよ。まぁ、今のボクの状況としては、弱った時、なんだろうけど……ありがとう」
まさか感謝の言葉が返って来るとは思わず、今度は俺の方が驚かされた。
「ボクだって、ありがとうくらい言えるよ」
すると、すぐにユニティが拗ねた顔をした。
なんだろうな。箒で俺を叩くような乱暴で、口が悪いのに、さっきのような弱い姿を見ると、何かしたくなる。してあげたくなる。
こいつは魔女で、俺の婚約者に成りすましていた女だというのに。ついでにいうと、俺を破滅に追い込んだ女でもある。
そのユニティの傍にいれば、復讐の機会も得られるだろう、と思っていた。あわよくば、国の外に出られるのではないか、とも。しかしそんな下心など、吹き飛ぶほどの弱々しい姿を見せられたら……守りたくなってしまうではないか。こんな俺でも。
だからさっさと元の調子に戻ってくれ。箒で叩かれるのは嫌だが、弱々しい姿を見せられるよりかはいい。
「感謝なら、言葉ではなく態度で示せ。いつもの憎まれ口はどうした? そっちの方が、お前には似合うぞ」
「っ! 少しでも見直した、ボクがバカだったよ」
そう。そういう姿の方がユニティらしくていい。俺も変な気持ちにならなくて済むのだからな。
「それをいうなら、困った時だよ。まぁ、今のボクの状況としては、弱った時、なんだろうけど……ありがとう」
まさか感謝の言葉が返って来るとは思わず、今度は俺の方が驚かされた。
「ボクだって、ありがとうくらい言えるよ」
すると、すぐにユニティが拗ねた顔をした。
なんだろうな。箒で俺を叩くような乱暴で、口が悪いのに、さっきのような弱い姿を見ると、何かしたくなる。してあげたくなる。
こいつは魔女で、俺の婚約者に成りすましていた女だというのに。ついでにいうと、俺を破滅に追い込んだ女でもある。
そのユニティの傍にいれば、復讐の機会も得られるだろう、と思っていた。あわよくば、国の外に出られるのではないか、とも。しかしそんな下心など、吹き飛ぶほどの弱々しい姿を見せられたら……守りたくなってしまうではないか。こんな俺でも。
だからさっさと元の調子に戻ってくれ。箒で叩かれるのは嫌だが、弱々しい姿を見せられるよりかはいい。
「感謝なら、言葉ではなく態度で示せ。いつもの憎まれ口はどうした? そっちの方が、お前には似合うぞ」
「っ! 少しでも見直した、ボクがバカだったよ」
そう。そういう姿の方がユニティらしくていい。俺も変な気持ちにならなくて済むのだからな。



