「っ! 口の減らないガキね。別にやましいところなんか、一つもないんだから、好きに見ればいいわ」
「うん。交渉成立だ。ボクはユニティ。こっちは……」
さすがに本名はマズいよね。
「ルーノだ」
「ふ~ん。ユニティに、ルーノね。私はパティよ。パティ・セジベンス」
さすがによろしく、と握手を求められはしなかった。けれどそんなことはどうでもいい。
セジベンスという姓を聞いて、ボクはやはり、と内心ほくそ笑んだ。カーマイン公爵から聞いていた乳母の名が、ダーラ・セジベンスだったからだ。間違いなく、血縁者だろう。
ブルーノよりも若干年上に見えることから、娘か姪と見るのが妥当なところかな。
今度はボクの方がパティを値踏みしていると、どうやらそれは気に食わなかったらしい。「ふんっ」と、行先も告げずに歩き出してしまった。
まぁ、買い物帰りのようだから、このまま店に向かうんだろうけど。それに交渉した後だからね。これで店に向かわなかった方がおかしい。
「うん。交渉成立だ。ボクはユニティ。こっちは……」
さすがに本名はマズいよね。
「ルーノだ」
「ふ~ん。ユニティに、ルーノね。私はパティよ。パティ・セジベンス」
さすがによろしく、と握手を求められはしなかった。けれどそんなことはどうでもいい。
セジベンスという姓を聞いて、ボクはやはり、と内心ほくそ笑んだ。カーマイン公爵から聞いていた乳母の名が、ダーラ・セジベンスだったからだ。間違いなく、血縁者だろう。
ブルーノよりも若干年上に見えることから、娘か姪と見るのが妥当なところかな。
今度はボクの方がパティを値踏みしていると、どうやらそれは気に食わなかったらしい。「ふんっ」と、行先も告げずに歩き出してしまった。
まぁ、買い物帰りのようだから、このまま店に向かうんだろうけど。それに交渉した後だからね。これで店に向かわなかった方がおかしい。



