今世での家族は、育ててくれた魔女だけど、前世を思い出した今は、ちょっと違う気がしたのだ。そう、家族というより仲間、だと思うからだ。
大切だけど、仲間と家族は違う。カーマイン公爵から感じるのは、前者だ。共に見守り、守っていきたい仲間であり、同志という間柄。
逆に公爵夫人から感じるのは、無償の愛情だ。もしも前世を思い出していなかったら、気づかなかっただろう。むしろ煩わしいと感じていたかもしれない。
公爵夫人にも、後で挨拶に行かなければ、帰る時に追いかけてくるかもしれない。それこそ、ブルーノのように。
「では、なぜそんなに不機嫌な態度を取るんだ?」
「それはこちらのセリフだ。このような事態となった元凶と共に現れれば、不機嫌になるのも分かるだろう。なぜそうなったのか、尋ねても?」
「うん。構わないよ」
ボクはこれまでの出来事を、カーマイン公爵に説明した。最初にブルーノが追ってきて、責任を取れ、と言ってきたことから、まさかの王命に転じてしまったことまでの一部始終を。
大切だけど、仲間と家族は違う。カーマイン公爵から感じるのは、前者だ。共に見守り、守っていきたい仲間であり、同志という間柄。
逆に公爵夫人から感じるのは、無償の愛情だ。もしも前世を思い出していなかったら、気づかなかっただろう。むしろ煩わしいと感じていたかもしれない。
公爵夫人にも、後で挨拶に行かなければ、帰る時に追いかけてくるかもしれない。それこそ、ブルーノのように。
「では、なぜそんなに不機嫌な態度を取るんだ?」
「それはこちらのセリフだ。このような事態となった元凶と共に現れれば、不機嫌になるのも分かるだろう。なぜそうなったのか、尋ねても?」
「うん。構わないよ」
ボクはこれまでの出来事を、カーマイン公爵に説明した。最初にブルーノが追ってきて、責任を取れ、と言ってきたことから、まさかの王命に転じてしまったことまでの一部始終を。



