「えぇ。とても聡い子なので、その後、何もないことが分かると、すぐに泣き止みましたわ」
「そっか。それはよかった。わざとではなかったとはいえ、泣かせてしまったことには変わりないからね。悪いことをしちゃったなぁって思っていたんだ」
「ふふふっ。ユニティ殿でも、そのような感情がおありだったとは、意外ですね」
チクリと刺す物言い。やはり、カーマイン公爵を唆したボクに対して、怒っているのかな。
「……さっき公爵から、ミルドレッドを乳母に預けたことを聞いた。君たち親子を引き離す結果となってしまったことは、本当に悪かったと思っている」
「そのお気持ちに嘘偽りはありませんか?」
「勿論ないよ! 貴族社会はどうだか知らないけど、人間の母親は、子どもを大事にするものだろう? そうじゃないのもいるんだろうけどさ」
だけど魔女の認識ではそうなのだ。生まれ変わった幼い魔女が独り立ちできるまでは、他の魔女が育てる。母親ではないけれど、認識としてはそんな感じである。
「そっか。それはよかった。わざとではなかったとはいえ、泣かせてしまったことには変わりないからね。悪いことをしちゃったなぁって思っていたんだ」
「ふふふっ。ユニティ殿でも、そのような感情がおありだったとは、意外ですね」
チクリと刺す物言い。やはり、カーマイン公爵を唆したボクに対して、怒っているのかな。
「……さっき公爵から、ミルドレッドを乳母に預けたことを聞いた。君たち親子を引き離す結果となってしまったことは、本当に悪かったと思っている」
「そのお気持ちに嘘偽りはありませんか?」
「勿論ないよ! 貴族社会はどうだか知らないけど、人間の母親は、子どもを大事にするものだろう? そうじゃないのもいるんだろうけどさ」
だけど魔女の認識ではそうなのだ。生まれ変わった幼い魔女が独り立ちできるまでは、他の魔女が育てる。母親ではないけれど、認識としてはそんな感じである。



