「さすがはカーマイン公爵家だね。子どもの誕生に、これほどの人たちがお祝いに来るのだから」
「それもあるが、ユニティ殿が来られると聞いて、やって来た者たちもいる」
「ボク?」
「魔女を間近で、さらに祝福をする場面なんて、なかなか遭遇できない。これ幸い、と来た者たちだっているのだ」
「なるほどね」
聖女の役割を担っているからといっても、魔女は全ての子どもに祝福を与えることはない。それが魔女たる所以。聖女のように見返りを求めない美しい心を持っていないのだ。気まぐれにやって来て、見かけた子どもに祝福を与えるだけ。
目の前にいるカーマイン公爵に対してもそうだ。たまたま王城にいた時に、声をかけられたのだ。「娘が生まれたため、祝福してほしい」と。
すぐに帰るには惜しいと思っていたボクは、何の考えもなしにカーマイン公爵の頼みを聞き入れた。
「それもあるが、ユニティ殿が来られると聞いて、やって来た者たちもいる」
「ボク?」
「魔女を間近で、さらに祝福をする場面なんて、なかなか遭遇できない。これ幸い、と来た者たちだっているのだ」
「なるほどね」
聖女の役割を担っているからといっても、魔女は全ての子どもに祝福を与えることはない。それが魔女たる所以。聖女のように見返りを求めない美しい心を持っていないのだ。気まぐれにやって来て、見かけた子どもに祝福を与えるだけ。
目の前にいるカーマイン公爵に対してもそうだ。たまたま王城にいた時に、声をかけられたのだ。「娘が生まれたため、祝福してほしい」と。
すぐに帰るには惜しいと思っていたボクは、何の考えもなしにカーマイン公爵の頼みを聞き入れた。



