「お医者様からまだ安静に、と言われているのよ。そんな大きな声を出して……何かあったらどうするの!?」
「その時は、ユニティにどうにかしてもらいます。ちょうど来たことですし」
「いやいや。医者の指示にはちゃんと従いなよ」
部屋を見渡すと、公爵夫人と同じようにハラハラした様子の公爵がいることに気がついた。夫婦揃ってエリアルの部屋にいるとは……公爵邸に戻って来てばかりとはいえ、これでは気が休まるものも休まらないだろう。
けれど実の娘であるミルドレッドに引き続き、エリアルも命の危機に見舞われたのだ。大袈裟だとは言えなかった。だから代わりに、エリアルの鬱憤を引き受けることにした。
「それで、ボクに何をしてほしいんだい?」
「ユニティ……」
そんなに感激してもらうところだったかな。
「実はね、ギルバートを連れて来てほしいの」
「……ここに?」
「ここ以外、どこがあるの?」
いや、だって……公爵夫妻がいる場所に、ギルバートを連れて来るって、どんな拷問だよ。エリアルならまだしも……いや、それも問題か。どちらにしても、無理な話だと思った。
「その時は、ユニティにどうにかしてもらいます。ちょうど来たことですし」
「いやいや。医者の指示にはちゃんと従いなよ」
部屋を見渡すと、公爵夫人と同じようにハラハラした様子の公爵がいることに気がついた。夫婦揃ってエリアルの部屋にいるとは……公爵邸に戻って来てばかりとはいえ、これでは気が休まるものも休まらないだろう。
けれど実の娘であるミルドレッドに引き続き、エリアルも命の危機に見舞われたのだ。大袈裟だとは言えなかった。だから代わりに、エリアルの鬱憤を引き受けることにした。
「それで、ボクに何をしてほしいんだい?」
「ユニティ……」
そんなに感激してもらうところだったかな。
「実はね、ギルバートを連れて来てほしいの」
「……ここに?」
「ここ以外、どこがあるの?」
いや、だって……公爵夫妻がいる場所に、ギルバートを連れて来るって、どんな拷問だよ。エリアルならまだしも……いや、それも問題か。どちらにしても、無理な話だと思った。



