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意識が戻った瞬間、強い風を感じた。左を向くと、会いたかったギルバートがいて、思わず涙が出そうだった。
だってギルバートが嬉しそうに微笑んでくれたから。戻って来られて良かったって、心底そう思えたの。
そのギルバートに、ユニティが何か言っている。幻に打ち勝って戻って来たのは分かるけど、どういう状況なのか、聞くのは難しかった。今だって、立っているのがやっとなのだ。
それでも横にいるギルバートの雰囲気から、悪い状況ではないことが窺えた。
「行こう、エリアル。ユニティ殿が道を開けてくれた」
ユニティ……ありがとう。ギルバートと一緒に、祭壇を壊しに行くよ。幻の世界で鏡を叩き割ったように。
そんな私の気持ちを汲んでくれたのか、ギルバートが少しだけ体勢を変えてくれた。お陰でユニティの顔が見える。勝気で頼もしい顔が、一瞬、和らいだように感じた。
意識が戻った瞬間、強い風を感じた。左を向くと、会いたかったギルバートがいて、思わず涙が出そうだった。
だってギルバートが嬉しそうに微笑んでくれたから。戻って来られて良かったって、心底そう思えたの。
そのギルバートに、ユニティが何か言っている。幻に打ち勝って戻って来たのは分かるけど、どういう状況なのか、聞くのは難しかった。今だって、立っているのがやっとなのだ。
それでも横にいるギルバートの雰囲気から、悪い状況ではないことが窺えた。
「行こう、エリアル。ユニティ殿が道を開けてくれた」
ユニティ……ありがとう。ギルバートと一緒に、祭壇を壊しに行くよ。幻の世界で鏡を叩き割ったように。
そんな私の気持ちを汲んでくれたのか、ギルバートが少しだけ体勢を変えてくれた。お陰でユニティの顔が見える。勝気で頼もしい顔が、一瞬、和らいだように感じた。



