「あんなえげつないことをする祭壇なんて、今すぐに壊してやりたいよ」
何が大聖堂だ。大司教だ。自分の力で困難に立ち向かわずに、ただ祈り、信仰を集める奴ら。そんな奴らが生み出した、悪しき風習に苦しめられているエリアルを見て、ボクは黙ってなんていられなかった。
そんなうずうずした感情が祭壇に伝わったのか、ようやく動き出してくれた。荘厳で煌びやかな祭壇から、あり得ないものが出てきたのだ。
「来た! やっぱりバラの茎だね。エリアルを捕らえに来た。行くよ、ブルーノ!」
「あぁ!」
すでにギルバートが襲い掛かるバラの茎から、エリアルを守っている。だけど茎は、切られた所からすぐに再生して、狙った獲物へと一直線に伸びていく。
まるで童話だな。動けない姫を守る騎士。立ち向かっている相手が、魔女であるボクじゃない点を除けば、の話だけど。
「ユニティ! 集中しろ!」
ブルーノがボクに向かって来た茎を叩き切る。その間にも、祭壇は邪魔をするボクたちも敵だと認識し、茎をさらに増やしていた。
「ごめんごめん。詫びに大きいのぶっ放すから離れていて」
ボクは箒を取り出し、上空へ飛ぶ。祭壇の間は吹き抜けになっていて、案外飛びやすかった。お陰で容易く祭壇の真上へ行くことができた。
何が大聖堂だ。大司教だ。自分の力で困難に立ち向かわずに、ただ祈り、信仰を集める奴ら。そんな奴らが生み出した、悪しき風習に苦しめられているエリアルを見て、ボクは黙ってなんていられなかった。
そんなうずうずした感情が祭壇に伝わったのか、ようやく動き出してくれた。荘厳で煌びやかな祭壇から、あり得ないものが出てきたのだ。
「来た! やっぱりバラの茎だね。エリアルを捕らえに来た。行くよ、ブルーノ!」
「あぁ!」
すでにギルバートが襲い掛かるバラの茎から、エリアルを守っている。だけど茎は、切られた所からすぐに再生して、狙った獲物へと一直線に伸びていく。
まるで童話だな。動けない姫を守る騎士。立ち向かっている相手が、魔女であるボクじゃない点を除けば、の話だけど。
「ユニティ! 集中しろ!」
ブルーノがボクに向かって来た茎を叩き切る。その間にも、祭壇は邪魔をするボクたちも敵だと認識し、茎をさらに増やしていた。
「ごめんごめん。詫びに大きいのぶっ放すから離れていて」
ボクは箒を取り出し、上空へ飛ぶ。祭壇の間は吹き抜けになっていて、案外飛びやすかった。お陰で容易く祭壇の真上へ行くことができた。



