煌びやかな祭壇がエリアルに反応して、光を放つ。祭壇自体が大きいせいか、部屋全体に光が行き届いていて、眩しく感じるくらいだ。
何も知らなければ、建国祭にしか使われない木偶の坊の癖に、と舌打ちしていたことだろう。だけどあの祭壇は、人を生贄にしていた時から使われていたものだ。
「本物の贄が来て、はしゃいでいるんじゃないよ!」
「ユニティ。気持ちは分かるが、攻撃するのはまだ早い」
「わ、分かっているよ。でも……」
ブルーノに指摘されるほど、ボクは頭に血がのぼっていたらしい。さっきエリアルに言ったばかりだというのに。
ボクは一つ息を吐き、視線をエリアルたちに向けた。
するとエリアルの姿が揺らぎ、支えているギルバートが必死に何かを言っている。
祭壇から放たれている光は、贄であるエリアルにとっては毒なのだ。この世の未練を無くすために、あらゆる映像を見せる。
現実が過酷なら幸せな幻を。逆に充実している場合は……その幸せが崩れる未来を贄に見せる。そうして神経をすり減らし、楽な方へを誘い、現実への未練を断ち切らせているのだ。
何も知らなければ、建国祭にしか使われない木偶の坊の癖に、と舌打ちしていたことだろう。だけどあの祭壇は、人を生贄にしていた時から使われていたものだ。
「本物の贄が来て、はしゃいでいるんじゃないよ!」
「ユニティ。気持ちは分かるが、攻撃するのはまだ早い」
「わ、分かっているよ。でも……」
ブルーノに指摘されるほど、ボクは頭に血がのぼっていたらしい。さっきエリアルに言ったばかりだというのに。
ボクは一つ息を吐き、視線をエリアルたちに向けた。
するとエリアルの姿が揺らぎ、支えているギルバートが必死に何かを言っている。
祭壇から放たれている光は、贄であるエリアルにとっては毒なのだ。この世の未練を無くすために、あらゆる映像を見せる。
現実が過酷なら幸せな幻を。逆に充実している場合は……その幸せが崩れる未来を贄に見せる。そうして神経をすり減らし、楽な方へを誘い、現実への未練を断ち切らせているのだ。



