つまり、その条件が飲めなければ資金は出さない、と言っているのだ。そして「娘たち」の中にはエリアルも入っている。祭壇を壊さずに見殺しにしたらどうなるか、とここにはいないが、無言の圧力もかけるという、二段構えだった。
この伝言を聞く限り、国王はまだ公爵夫人に未練があったようだ。それを断ち切らせるために、使えるものはなんでも使う公爵もまた、公爵である。
「……分かった。その要求は呑もう。家族を守るために、公爵はそこまでするのだ。後始末の方も、また。宰相、構わぬな」
「はい。もしも問題が起これば、魔女様。お手伝いくださいますよね」
「いいよ。一度、どちらが上か、教えてやろうと思っていたところだから」
あの生意気な大司教にね。ボクがニヤリと笑って見せると、宰相も笑顔で応えてくれた。すると周りが少し引いているような気がしたが、ボクは意を介さなかった。
だって本当のことを言っただけなんだからさぁ。さっさと祭壇を壊しに行こうよ。
この伝言を聞く限り、国王はまだ公爵夫人に未練があったようだ。それを断ち切らせるために、使えるものはなんでも使う公爵もまた、公爵である。
「……分かった。その要求は呑もう。家族を守るために、公爵はそこまでするのだ。後始末の方も、また。宰相、構わぬな」
「はい。もしも問題が起これば、魔女様。お手伝いくださいますよね」
「いいよ。一度、どちらが上か、教えてやろうと思っていたところだから」
あの生意気な大司教にね。ボクがニヤリと笑って見せると、宰相も笑顔で応えてくれた。すると周りが少し引いているような気がしたが、ボクは意を介さなかった。
だって本当のことを言っただけなんだからさぁ。さっさと祭壇を壊しに行こうよ。



