確か乙女ゲームでも、ブルーノとギルバートは仲が良かった。気心が知れた仲、というかそんな感じだ。ちょっと気難しいブルーノと、誰とでも仲良くできるギルバート。仲間の輪にブルーノを連れ出す役割をギルバートがしていた。
だけど今は、ブルーノの方がギルバートを引っ張っているように感じた。
「そ、そうでした。でも、あんな状態の部屋に通すわけにはいきませんよ」
「大丈夫。それくらい気にしないから」
「俺が気にするの!」
おそらくカシルの頭の中は今、そんなダメな姿のギルバート素敵! と思っているんだろうけど、当のギルバートは逆で、カシルにいいところを見せたいのに、それができなくてもどかしく思っている、といったところだろうか。
需要と供給がなされているのに、何て面倒だ。茶番を見せられているのは、一向に構わないけれど、先に進まないのは勘弁してほしかった。
「だったらカシルの家に行こう。それで万事解決だ」
「してないしてない。してないよ、ユニティ!」
「どうして? 用があるのはこっちなんだから、招いてあげなよ。カシルの家、綺麗だし、アピールするチャンスだよ」
最後の方は、こっそりカシルに伝えた。すでにアピールするほどではない、と思ったが、効果はあったようだ。
だけど今は、ブルーノの方がギルバートを引っ張っているように感じた。
「そ、そうでした。でも、あんな状態の部屋に通すわけにはいきませんよ」
「大丈夫。それくらい気にしないから」
「俺が気にするの!」
おそらくカシルの頭の中は今、そんなダメな姿のギルバート素敵! と思っているんだろうけど、当のギルバートは逆で、カシルにいいところを見せたいのに、それができなくてもどかしく思っている、といったところだろうか。
需要と供給がなされているのに、何て面倒だ。茶番を見せられているのは、一向に構わないけれど、先に進まないのは勘弁してほしかった。
「だったらカシルの家に行こう。それで万事解決だ」
「してないしてない。してないよ、ユニティ!」
「どうして? 用があるのはこっちなんだから、招いてあげなよ。カシルの家、綺麗だし、アピールするチャンスだよ」
最後の方は、こっそりカシルに伝えた。すでにアピールするほどではない、と思ったが、効果はあったようだ。



