ミルドレッドに、彼女が生まれてからボクが祝福を与え、乳母に預けられた理由と過程を話した。それを聞きながら、公爵夫人はミルドレッドの様子を窺い、ブルーノは時折ミルドレッドが視線を向けるため、罰の悪そうな顔をしながら、終始居心地が悪そうだった。
「ユニティさんの話だと、ブルーノさんとは結ばれない、ということですか?」
すべてを聞き終えた後、ミルドレッドの口から出たのは、そんな質問だった。ボクはその意外な質問に面を食らった。どちらかというと、恨み節を言われると思っていたからだ。
「今の状況だと分からない。ただ、あのまま公爵家にいたら、そうなった、というだけで。今のミルドレッドもブルーノも、ボクが見た性格とは違う。ミルドレッドは我が儘で傲慢じゃないし、ブルーノは視野が広くなって気遣いもできるようになった」
「っ! そんな風に見てくれていたのか、俺を……」
「今回の事件で、もの凄く成長したと思っているよ。公爵夫人もそう思うだろう?」
「えぇ。正直、見違えたわ。でもね、一度婚約を破棄している以上、再び結ぶことは難しくてよ」
公爵夫人はやんわりと、ベッドの上にいるミルドレッドに話しかけた。
「ユニティさんの話だと、ブルーノさんとは結ばれない、ということですか?」
すべてを聞き終えた後、ミルドレッドの口から出たのは、そんな質問だった。ボクはその意外な質問に面を食らった。どちらかというと、恨み節を言われると思っていたからだ。
「今の状況だと分からない。ただ、あのまま公爵家にいたら、そうなった、というだけで。今のミルドレッドもブルーノも、ボクが見た性格とは違う。ミルドレッドは我が儘で傲慢じゃないし、ブルーノは視野が広くなって気遣いもできるようになった」
「っ! そんな風に見てくれていたのか、俺を……」
「今回の事件で、もの凄く成長したと思っているよ。公爵夫人もそう思うだろう?」
「えぇ。正直、見違えたわ。でもね、一度婚約を破棄している以上、再び結ぶことは難しくてよ」
公爵夫人はやんわりと、ベッドの上にいるミルドレッドに話しかけた。



