ブルーノが信じられない、とでも言いたげな顔をボクに向けてきた。
「ユニティが公爵令嬢に扮していた事実は、公になっているんだ。ここで本物の公爵令嬢が見つかった、といって出てきても、誰も不思議には思わない。それに……俺との婚約も破棄されているんだ。問題ないだろう?」
「えっ、婚約!? 私、ブルーノさんと婚約していたんですか?」
「あぁ、そうだ。だからミルドレッドが乳母の元に預けられていて……おい、聞いているのか?」
「は、はい。ちょっと嬉し……ではなく驚いてしまって。でも、破棄されたって、どういうことですか?」
そうだった。ミルドレッドは、どうして自分が乳母であるダーラに預けられていたのかを知らないのだ。
だけどどうしてだろう。驚くというより、ボクにははしゃいでいるようにしか見えない。けれどパティの処遇や辛かった記憶と向き合うより、いいと思えた。
だってミルドレッドには、今みたいな乙女の顔の方がよく似合うからだ。
「ユニティが公爵令嬢に扮していた事実は、公になっているんだ。ここで本物の公爵令嬢が見つかった、といって出てきても、誰も不思議には思わない。それに……俺との婚約も破棄されているんだ。問題ないだろう?」
「えっ、婚約!? 私、ブルーノさんと婚約していたんですか?」
「あぁ、そうだ。だからミルドレッドが乳母の元に預けられていて……おい、聞いているのか?」
「は、はい。ちょっと嬉し……ではなく驚いてしまって。でも、破棄されたって、どういうことですか?」
そうだった。ミルドレッドは、どうして自分が乳母であるダーラに預けられていたのかを知らないのだ。
だけどどうしてだろう。驚くというより、ボクにははしゃいでいるようにしか見えない。けれどパティの処遇や辛かった記憶と向き合うより、いいと思えた。
だってミルドレッドには、今みたいな乙女の顔の方がよく似合うからだ。



