「二人とも、難儀な性格をしているね」
「……返す言葉もない」
「だけどブルーノの言葉のお陰で、ミルドレッドは考えを改めてくれた。ただ悲観するだけじゃなく、自分の非も認めた上で、前に進もうとしている。いいことだよ」
「俺も少しは役に立ったんだな」
ホッとするブルーノに、ボクはさらに言葉をかける。
「落ち込むボクに、発破をかけてくれたじゃないか。役に立ったどころじゃないよ。凄く助かった。ありがとう」
もっと褒めてあげたいけど、これ以上言葉が浮かばなかった。だからボクは立ち上がり、ブルーノの頭を撫でる。普段、叩いているせいか、頭に触れた瞬間、ブルーノがビクッと反応した。
これにはちょっと罪悪感と申し訳なさを感じた。なるべく控えようと思えるほど。
「……針子たちから聞いた情報も、役に立つか?」
「そうだね。もしも彼女たちがパティを笠にミルドレッドを虐めていたのなら、公爵に報告する必要がある」
「違っていたら?」
「ミルドレッドが告げ口をするとは思えないけど、何かお咎めがあったら、庇うことができるよ」
窓から彼女たちの様子を見ていたけど、判断材料としては薄い。だからブルーノの話も聞いてみたかった。
「……返す言葉もない」
「だけどブルーノの言葉のお陰で、ミルドレッドは考えを改めてくれた。ただ悲観するだけじゃなく、自分の非も認めた上で、前に進もうとしている。いいことだよ」
「俺も少しは役に立ったんだな」
ホッとするブルーノに、ボクはさらに言葉をかける。
「落ち込むボクに、発破をかけてくれたじゃないか。役に立ったどころじゃないよ。凄く助かった。ありがとう」
もっと褒めてあげたいけど、これ以上言葉が浮かばなかった。だからボクは立ち上がり、ブルーノの頭を撫でる。普段、叩いているせいか、頭に触れた瞬間、ブルーノがビクッと反応した。
これにはちょっと罪悪感と申し訳なさを感じた。なるべく控えようと思えるほど。
「……針子たちから聞いた情報も、役に立つか?」
「そうだね。もしも彼女たちがパティを笠にミルドレッドを虐めていたのなら、公爵に報告する必要がある」
「違っていたら?」
「ミルドレッドが告げ口をするとは思えないけど、何かお咎めがあったら、庇うことができるよ」
窓から彼女たちの様子を見ていたけど、判断材料としては薄い。だからブルーノの話も聞いてみたかった。



