もう誰も信じないって決めたのに

圭が教室に入ってきた、するとすぐに周りに人が集まった。
「前住んでいたところはどんなところ?」

「何が好き?」

「どうして引っ越してきたの?」

こんな質問が教室中を飛び回った。
すると、圭と目が合った。すかさず、
「覚えている?」
と大声を出した。
すると、圭は大きく目を見開き、教室中は静まり返った。

「忘れた?3年の時に引っ越した髙本結だよ!」

「ゆい?」
圭が震える声で聞いてきた。

「うん!」
私は、転校してきてから1番元気で大きな声で言った。