もう誰も信じないって決めたのに

同じ名前の人?
こんな考えが頭を横切ったけど、すぐに消えた。
とても珍しい苗字に名前だからだ。
東京という点でも、そう考えれる。

「では、圭花さんは、6年S組です。」

この言葉に心臓が大きくはねた。

「やった、同じクラスだ!」

小さな声で呟いた。

圭花(以下圭)は、荷物を職員室に取りに行ってから、教室に来るようだった。

その間、教室は転校生の話で持ち切りだった。