恋色ノート




 意思も固かったわたしに僚くんは、自分のお店の二階が部屋として空いてるからそこに住むこと、家賃はお店でバイトしてくれれば払わなくていいことを約束してくれた。


 結局僚くんに甘えることになっちゃったけど、新しい生活にはワクワクしていた。


 たまに寂しくはなるし大変ではあるけど、学校より帰ってきてからの方が私にとっては充実した生活が送れていた。



「……に、してもさぁ……」


「ん?何?」


「花恋はどうしても、その格好で学校に行こうとは思わない?」


「……えぇ」



 困ったように眉を下げて笑いながら言う僚くん。


 そう、今のわたしの格好は、学校とはまるで別人。