旭の複雑な思いも知らずキラキラした瞳で、あの辛い想い出を書けと残酷過ぎる。身を削る苦しみで書くのだと目に見えている。
考えるだけで旭は体調が悪くなった。
「どうしてですか?何で拒否?」
「どう考えても売れる気しないけど」
「そんなことないです。私の勘を信じてくださいよ」
「その勘、本当に当たるの?」
「当たります。だからお願いします。書いてください」
藍は顔の前で拝むように手をあわせた。その表情は、あの時のままの白藍の姫だった。
「そんなの反則だからな」
旭は怒った口調て言ったあと、顔をそむけ後ろを向いた。白藍の姫の願いは何でも叶えたいと思う。こんなに簡単に書くことを決めるとは思わない。だが心が揺れている。
旭が後ろを向いたので、藍は背中から正面に回り込み視界に入るように顔を覗く。
近くに藍の顔を見ると旭は顔を赤らめた。それを隠すために鼻から下を片手で覆った。それでも藍はもっと近づいて言う。
「反則ってなんですか。」
「何でもない」
「私は全力で先生をサポートします。だからお願いします」
「ヴ…、分かったよ書くよ。でもどんな作品に仕上がるか分からないからな」
「やった!先生、私頑張ります」
「頑張るのは俺だろ」
藍は思わず喜び過ぎで抱きついた。旭は強く抱きしめたが、藍は軽率な自分に驚いた。
こんなにも無意識で喜びを表現することに我に返って気がつくと旭を突き飛ばしていた。
考えるだけで旭は体調が悪くなった。
「どうしてですか?何で拒否?」
「どう考えても売れる気しないけど」
「そんなことないです。私の勘を信じてくださいよ」
「その勘、本当に当たるの?」
「当たります。だからお願いします。書いてください」
藍は顔の前で拝むように手をあわせた。その表情は、あの時のままの白藍の姫だった。
「そんなの反則だからな」
旭は怒った口調て言ったあと、顔をそむけ後ろを向いた。白藍の姫の願いは何でも叶えたいと思う。こんなに簡単に書くことを決めるとは思わない。だが心が揺れている。
旭が後ろを向いたので、藍は背中から正面に回り込み視界に入るように顔を覗く。
近くに藍の顔を見ると旭は顔を赤らめた。それを隠すために鼻から下を片手で覆った。それでも藍はもっと近づいて言う。
「反則ってなんですか。」
「何でもない」
「私は全力で先生をサポートします。だからお願いします」
「ヴ…、分かったよ書くよ。でもどんな作品に仕上がるか分からないからな」
「やった!先生、私頑張ります」
「頑張るのは俺だろ」
藍は思わず喜び過ぎで抱きついた。旭は強く抱きしめたが、藍は軽率な自分に驚いた。
こんなにも無意識で喜びを表現することに我に返って気がつくと旭を突き飛ばしていた。


