(閣下は罰など望んでいないのに、わたくしは……。彼が自己犠牲で喜ぶような人ではないと、もうとっくに知っているのに。両親と彼を同じように考えてしまった愚かな自分が恥ずかしい。こんなのまるで、閣下を冒涜したのと同じだわ)
一度口にした言葉はなかったことにはできない。けれど、自分が発した言葉で、ユージーンを傷つけてしまったことは事実だ。
なんて最低なことをしてしまったのか。仕事を休んでまで看病に来てくれたのに、彼の優しさを踏みにじるようなことを言ってしまうだなんて。
罪悪感に苛まれていると、ユージーンが思い出したように立ち上がった。
「ああ、そうだった。見舞いの品を持ってきたんだ」
突然の話の方向転換に戸惑う。けれど、それが彼なりの優しさだと冷静な頭で理解すると、胸の奥が少しだけ温かくなった。
彼はテーブルの上に置いてある小瓶を取ってきて、再びベッドに座る。
「あの花瓶に飾ったガーベラの花束は庭師からで、この飴玉は俺からの見舞い品だ」
手渡されたのは雫型のガラス瓶だった。花の形をした蓋はあまり見ないデザインだ。
一度口にした言葉はなかったことにはできない。けれど、自分が発した言葉で、ユージーンを傷つけてしまったことは事実だ。
なんて最低なことをしてしまったのか。仕事を休んでまで看病に来てくれたのに、彼の優しさを踏みにじるようなことを言ってしまうだなんて。
罪悪感に苛まれていると、ユージーンが思い出したように立ち上がった。
「ああ、そうだった。見舞いの品を持ってきたんだ」
突然の話の方向転換に戸惑う。けれど、それが彼なりの優しさだと冷静な頭で理解すると、胸の奥が少しだけ温かくなった。
彼はテーブルの上に置いてある小瓶を取ってきて、再びベッドに座る。
「あの花瓶に飾ったガーベラの花束は庭師からで、この飴玉は俺からの見舞い品だ」
手渡されたのは雫型のガラス瓶だった。花の形をした蓋はあまり見ないデザインだ。



