「琥珀ちゃーん、怒ってる?」 左後ろから聞こえてきた、私を現実へと引き戻す声に、ちょっとイラつく。 そもそも、なんでこの人を好きだったんだっけ? あは、ほんとバカみたい。 せっかくラノくんのこと考えてハッピーになっていたのに、だいなしだ。