(さっきの不思議な感覚。シグナ持ちか?)
レオンはリリィが気になるも
ボロボロのリリィの姿に
言葉を閉じた。
「あの··助けてくださってありがとうございました。」
リリィはレオンに丁寧に頭を下げ
その場を去ろうとするも
レオンは
“はぁ”
と軽く息を吐き
「お前。そんな格好してたら“襲ってください”って言ってるようなもんだぞ」
リリィは
はっとし、
咄嗟にコートをぎゅっと掴む。
胸元を隠すように
視線を落とす。
「···っ」
レオンはそれ以上、何も言わない。
分かっている。
さっきの連中に何をされたのか。
想像できてしまうからこそ、
踏み込まない。
ただ、少しだけ視線を逸らす
「··行くとこあるのか?」
リリィは、首を横に小さく振る。
雨音だけが続く。
レオンは、リリィの反応に
「来るか?」
短い一言。
リリィは一瞬、戸惑う。
(···不安だけど。でも、この人なら··)
小さく、一歩踏み出す。
そのまま、
レオンの後ろについていく。
「お前、名前は?」
「···リリィ。···あなたは?」
小さく、今にも消えそうな声で呟くリリィ。
「俺はレオン。··レオンでいい」
と視線を合わせずに話すレオン。
レオンはリリィが気になるも
ボロボロのリリィの姿に
言葉を閉じた。
「あの··助けてくださってありがとうございました。」
リリィはレオンに丁寧に頭を下げ
その場を去ろうとするも
レオンは
“はぁ”
と軽く息を吐き
「お前。そんな格好してたら“襲ってください”って言ってるようなもんだぞ」
リリィは
はっとし、
咄嗟にコートをぎゅっと掴む。
胸元を隠すように
視線を落とす。
「···っ」
レオンはそれ以上、何も言わない。
分かっている。
さっきの連中に何をされたのか。
想像できてしまうからこそ、
踏み込まない。
ただ、少しだけ視線を逸らす
「··行くとこあるのか?」
リリィは、首を横に小さく振る。
雨音だけが続く。
レオンは、リリィの反応に
「来るか?」
短い一言。
リリィは一瞬、戸惑う。
(···不安だけど。でも、この人なら··)
小さく、一歩踏み出す。
そのまま、
レオンの後ろについていく。
「お前、名前は?」
「···リリィ。···あなたは?」
小さく、今にも消えそうな声で呟くリリィ。
「俺はレオン。··レオンでいい」
と視線を合わせずに話すレオン。



