でも一人、踏みとどまり
レオンへ拳銃を向ける。
「お前みたいなシグナ持ちにはこの銃当てればなっ··力なんてなくなるんだろっ」
男が持つのは刻印-シグナ-用
対応銃。
しかしレオンは男の言葉に
1ミリも表情を変えず。
ふっと笑う。
「誰に向けてんだ?それ」
その瞬間
圧がいっきに濃くなるのを感じる。
リリィはレオンの黒が濃くなるのを感じる。
重く、押し潰されるような感覚。
その感覚にドクっと苦しくなるリリィ。
(ダメっこのままだと··)
リリィは咄嗟にレオンの背中へと手を
そっと触れ
ふわっと
光がこぼれる。
花びらのような
ふわっとしたあたたかな光。
その瞬間
漆黒に染まる色が、ほんの少しだけほどけ
レオンの中に
かすかに
あたたかさを感じた。
(今のなんだ··?こいつ··俺に何した?)
次の瞬間。
ドンッ···
強い、レオンの
“圧”
の一撃。
すべてが終わる。
目の前の銃を持った男も
地面に倒れ込む。
その場に雨音だけが
静かに聞こえる。
レオンは振り返り
リリィを見る。
レオンから手は離れており
その震える手を自らキュっと
包み込む。
(こいつ··一体··)
さきほどの
リリィに触れられた時に感じた
微かなあたたかさ。
少しだけ和らぐレオンの中の力。
レオンへ拳銃を向ける。
「お前みたいなシグナ持ちにはこの銃当てればなっ··力なんてなくなるんだろっ」
男が持つのは刻印-シグナ-用
対応銃。
しかしレオンは男の言葉に
1ミリも表情を変えず。
ふっと笑う。
「誰に向けてんだ?それ」
その瞬間
圧がいっきに濃くなるのを感じる。
リリィはレオンの黒が濃くなるのを感じる。
重く、押し潰されるような感覚。
その感覚にドクっと苦しくなるリリィ。
(ダメっこのままだと··)
リリィは咄嗟にレオンの背中へと手を
そっと触れ
ふわっと
光がこぼれる。
花びらのような
ふわっとしたあたたかな光。
その瞬間
漆黒に染まる色が、ほんの少しだけほどけ
レオンの中に
かすかに
あたたかさを感じた。
(今のなんだ··?こいつ··俺に何した?)
次の瞬間。
ドンッ···
強い、レオンの
“圧”
の一撃。
すべてが終わる。
目の前の銃を持った男も
地面に倒れ込む。
その場に雨音だけが
静かに聞こえる。
レオンは振り返り
リリィを見る。
レオンから手は離れており
その震える手を自らキュっと
包み込む。
(こいつ··一体··)
さきほどの
リリィに触れられた時に感じた
微かなあたたかさ。
少しだけ和らぐレオンの中の力。



