Nocturne of Light~ノクターン オブ ライト~

「使える」
と、呟くレオン。


カインは少しだけ笑う。
「“使う”か」
わざと強調する。

「それとも、“手放せなくなった”か」


その言葉に。
ほんの一瞬、
空気が止まる。
レオンの目が、わずかに細くなり

「どっちでもいい」
そっけなく言う。


でも··
「ここに置く」
それだけは、はっきりしている。

カインは小さく息を吐き
「お前が決めたことなら。でも、外の連中が知ったら面倒になるぞ」

レオンは視線を逸らす。

「来るなら来させりゃいい」
低く言う。
「全部、潰す」

その発する言葉は
一切迷いなどなかった