水族館の出口へ向かう長いエスカレーター。さやかちゃんと夏目くんが先を歩き、私と川澄くんは少し後ろを歩いていた。
「……楽しかったね、川澄くん」
「ああ。また絶対来ようぜ」
そう答えた川澄くんの顔が、急にぼやけて見えた。
鼓動が、今まで感じたことのないほど不規則に、強く胸を叩く。
「あれ……」
視界が急激に暗くなる。酸素が足りない。肺が動いていないような、奇妙な感覚。
「おい、桜? 顔色が真っ青だぞ……おい!」
川澄くんの焦った声が遠くに聞こえる。
私はそのまま、糸が切れた人形のように地面へと崩れ落ちた。
「桜! しっかりしろ! 桜!!」
「……楽しかったね、川澄くん」
「ああ。また絶対来ようぜ」
そう答えた川澄くんの顔が、急にぼやけて見えた。
鼓動が、今まで感じたことのないほど不規則に、強く胸を叩く。
「あれ……」
視界が急激に暗くなる。酸素が足りない。肺が動いていないような、奇妙な感覚。
「おい、桜? 顔色が真っ青だぞ……おい!」
川澄くんの焦った声が遠くに聞こえる。
私はそのまま、糸が切れた人形のように地面へと崩れ落ちた。
「桜! しっかりしろ! 桜!!」



