「えっと、うん、神城叶羽だけど…」
「私、ずっと最強バディである神城姉弟にお会いしたいと思っていたんです!叶羽先輩と叶真先輩の能力でぜひ、解決していただきたいことがあって…!」
またか、とため息をつきたくなるのを我慢しながら、「ごめん」と呟く。
「最強バディは、半年前に解散したの。だからもう、あなたのお願いにも応えられないの」
「…え?」
驚き、困惑、絶望に変わる女子生徒の表情に、ずきりと胸が痛くなる。
私だって、こんなこと本当は言いたくない。
叶真とのバディを解消してから、最初はよそよそしかったクラスメイトたちも最近やっと普通に戻ってきたところなのだ。
普通科、ましてや後輩であれば、私たちが解散した噂を知らなくてもおかしくはない。
実際に何度も、今みたいにお願いをされては断る行為を繰り返してきた。
そして何度も、この表情を見たのだ。
みんなの期待に応えていた時の表情の方がずっと見てきたというのに、期待を裏切ってしまったようなそんな表情を何度も向けられているうちに、いつしか最近ではそっちしか思い出せなくなってしまった。
「ごめんね」
もう一度謝ってから、足早にその場を去る。
「私、ずっと最強バディである神城姉弟にお会いしたいと思っていたんです!叶羽先輩と叶真先輩の能力でぜひ、解決していただきたいことがあって…!」
またか、とため息をつきたくなるのを我慢しながら、「ごめん」と呟く。
「最強バディは、半年前に解散したの。だからもう、あなたのお願いにも応えられないの」
「…え?」
驚き、困惑、絶望に変わる女子生徒の表情に、ずきりと胸が痛くなる。
私だって、こんなこと本当は言いたくない。
叶真とのバディを解消してから、最初はよそよそしかったクラスメイトたちも最近やっと普通に戻ってきたところなのだ。
普通科、ましてや後輩であれば、私たちが解散した噂を知らなくてもおかしくはない。
実際に何度も、今みたいにお願いをされては断る行為を繰り返してきた。
そして何度も、この表情を見たのだ。
みんなの期待に応えていた時の表情の方がずっと見てきたというのに、期待を裏切ってしまったようなそんな表情を何度も向けられているうちに、いつしか最近ではそっちしか思い出せなくなってしまった。
「ごめんね」
もう一度謝ってから、足早にその場を去る。

