私、山橋玲奈。中学2年生なんだ。
「お父さん、明日は子供の日だよ。伯父さんと柏餅つくるの?」
妹の玲美が、スマホを片手にだらけているお父さんのもう片方の手をぶんぶんふって、遊んでいる。
「そうだ! 柏餅! 玲美のおかげでアイデアがまとまったぞ! ありがとうな、玲美」
お父さんは、小学2年生の玲美の頭をなでて、もう片方の手で、すぐそこの本棚からレシピブックを取り出した。
「玲美、お父さんの隣においで」
そう言ってお父さんは、玲美を抱き上げてソファに座らせる。
いいなあ。
まあ、私はもう中学生だし、食堂でボランティアしてくるかぁ。
私はリビングを出て、階段を降りる。そのまま廊下を歩いた先に、おばあちゃんがやっているこども食堂・・・・・・優友食堂がある。
「おばあちゃん、誰かいる〜? 入っていい〜?」
ドアをノックすると、おばあちゃんが開けてくれた。
「加藤練くんが、来ているわよ」
「加藤、練?」
聞き慣れない名前に、一瞬、首を傾げる。
「あら知らない? 私の孫だよ、玲奈と同じ。玲奈の・・・・・・いとこかな。玲奈のお父さんのお姉ちゃんの、息子さんだよ。ほれ、練。玲奈に会うのは何年ぶりかな?」
おばあちゃんが、その、練くんを連れてきてくれた。
「・・・・・・!」
名前も忘れてしまうほど、何年も会っていなかったな。
練くんはすっかり、大人びた男の子になっていた。
それが、練くんとの久しぶりの再会だった。
「お父さん、明日は子供の日だよ。伯父さんと柏餅つくるの?」
妹の玲美が、スマホを片手にだらけているお父さんのもう片方の手をぶんぶんふって、遊んでいる。
「そうだ! 柏餅! 玲美のおかげでアイデアがまとまったぞ! ありがとうな、玲美」
お父さんは、小学2年生の玲美の頭をなでて、もう片方の手で、すぐそこの本棚からレシピブックを取り出した。
「玲美、お父さんの隣においで」
そう言ってお父さんは、玲美を抱き上げてソファに座らせる。
いいなあ。
まあ、私はもう中学生だし、食堂でボランティアしてくるかぁ。
私はリビングを出て、階段を降りる。そのまま廊下を歩いた先に、おばあちゃんがやっているこども食堂・・・・・・優友食堂がある。
「おばあちゃん、誰かいる〜? 入っていい〜?」
ドアをノックすると、おばあちゃんが開けてくれた。
「加藤練くんが、来ているわよ」
「加藤、練?」
聞き慣れない名前に、一瞬、首を傾げる。
「あら知らない? 私の孫だよ、玲奈と同じ。玲奈の・・・・・・いとこかな。玲奈のお父さんのお姉ちゃんの、息子さんだよ。ほれ、練。玲奈に会うのは何年ぶりかな?」
おばあちゃんが、その、練くんを連れてきてくれた。
「・・・・・・!」
名前も忘れてしまうほど、何年も会っていなかったな。
練くんはすっかり、大人びた男の子になっていた。
それが、練くんとの久しぶりの再会だった。



