はじめてをくれた君と、最後を選んだ君


「乃々華ー、プリント見せて」


いつの間にか、晃雅が隣に立っていた。


「さっき配られたやつでしょー」


「うん、聞いてなかった」 ふっと笑う。


相変わらず、適当。


「ありがと、助かる」


そう言って、私のシャーペンを勝手に使う。


(っ、、!ほんっと距離が近い、)







そのあと、


「ねえ、はるぽーん次の授業どこー?」


「もー笑」






 誰にでも話しかける。
 いつもの事だって、分かってるのに。







 ─────ちょっとだけ、面白くない。