好きになった人は、みんなのアイドルで 2

目を覚ますと、悠太郎くんがいる。
「あ、起きた?」

「え……なんで……」
だんだん思い出す。
「あ、え、来なくていいって言ったのに」

「ごはん食べてないでしょ、うどん食べれる?台所借りるよ」

会いたかった悠太郎くんが、私の家にいる。
なんで?なんで来たの?

たっぷり寝たからか、頭痛も少し治まっている。
熱を測ると、熱も少し下がっていた。

「熱、少し下がった」

「ほんと?良かった」
「うどん食べれる?熱いから冷ましてあげる」
悠太郎くんがうどんを冷まして「あーん」としてくる。

「いいよ、自分で食べれる」

「なんで、いいじゃん」

結局食べさせてもらう。
「子供みたいで恥ずかしい」

「誰も見てないよ」

悠太郎くんが作ってくれたうどんは、とっても美味しかった。