新学期が始まる。
大学に、悠太郎くんはいない。
学食にも、廊下にも、どこにも。
「紬ちゃん、おつかれ」
「おつかれー!」
代わりに蓮くんと拓海くんが声を掛けてくれるようになった。
栞と4人でご飯を食べることも増えた。
「もう、まじでなんなの」
「はー?うるさ」
栞と拓海くんは気が合うみたいで、すぐに仲良くなった。
2人が言い合いしてるのを見て、私と蓮くんが笑う。
……ここに、悠太郎くんもいたらいいのに。
何をしていても悠太郎くんのことを考えてしまう。
「悠太郎いないの、寂しいでしょ」
見透かしたように蓮くんが言う。
「うん、めっちゃ寂しい。……でももう寂しいって言わない。応援してるから」
「多分、言った方がいいよ。あいつ、喜ぶから」
「え?」
「悠太郎の方がめちゃくちゃ寂しがってる。同じ気持ちだったら喜ぶよ」
「……そういうもん?」
「分かんないけど、多分そういうもん」
蓮くんと話すと、私が見てる悠太郎くんとは違う悠太郎くんが知れて面白い。
……へえ、寂しがってるんだ。
「じゃあ、寂しいって言う」
「うん、それがいいよ」
大学に、悠太郎くんはいない。
学食にも、廊下にも、どこにも。
「紬ちゃん、おつかれ」
「おつかれー!」
代わりに蓮くんと拓海くんが声を掛けてくれるようになった。
栞と4人でご飯を食べることも増えた。
「もう、まじでなんなの」
「はー?うるさ」
栞と拓海くんは気が合うみたいで、すぐに仲良くなった。
2人が言い合いしてるのを見て、私と蓮くんが笑う。
……ここに、悠太郎くんもいたらいいのに。
何をしていても悠太郎くんのことを考えてしまう。
「悠太郎いないの、寂しいでしょ」
見透かしたように蓮くんが言う。
「うん、めっちゃ寂しい。……でももう寂しいって言わない。応援してるから」
「多分、言った方がいいよ。あいつ、喜ぶから」
「え?」
「悠太郎の方がめちゃくちゃ寂しがってる。同じ気持ちだったら喜ぶよ」
「……そういうもん?」
「分かんないけど、多分そういうもん」
蓮くんと話すと、私が見てる悠太郎くんとは違う悠太郎くんが知れて面白い。
……へえ、寂しがってるんだ。
「じゃあ、寂しいって言う」
「うん、それがいいよ」



