「……ごめん、朝から泣いて」
「ううん、落ち着いた?」
「……うん」
鼻をグズグズさせながら頷くと、ぎゅっと抱き締められる。
「待って、鼻水ついちゃう」
押しのけようとすると
「紬ちゃんの鼻水ならついてもいいよ」
と力いっぱい抱き締められる。
……どうして、この温もりを疑ってしまうんだろう。
悠太郎くんは、私のことが好き。
邪魔なんて思ってない。
頭では、そう分かるのに。
ぎゅっと抱き締め返す。
「……今日は、俺の家に来る?」
「え?」
「洗濯とかしたいし、次また行く準備もしなきゃだから、家には帰るけど……紬ちゃんさえ良ければ」
私が泣いたの、離れたくないからだってバレてる。
「……今日バイト」
「じゃあ、迎えに行くから今日は俺の家に帰ろ」
「……バイト行くのに、大荷物になっちゃう」
行きたくないわけじゃないのに、変な言い訳をしてしまう。
「何も要らなくね?俺のスウェット着て寝ればいいじゃん」
「……メイク落としとか」
「紬ちゃん、忘れた?俺、アイドル。メイク落としあるよ」
「……明日すっぴんで帰るのやだよ」
「なんと、一通り化粧品もあります」
「……明日の着替え」
「そればっかりはどうにもならないかー!じゃあさ、今度は持ってこなくてもいいようになんか置いてってよ」
今度。……今度があるんだ。
「……今度、バイトじゃない日に持ってく。明日は、今日着た服そのまま着て帰る」
「じゃあ、決まり」
「ずっと一緒にいよ」
"ずっと"が、ずっとじゃないから、一緒にいようと思った。
「ううん、落ち着いた?」
「……うん」
鼻をグズグズさせながら頷くと、ぎゅっと抱き締められる。
「待って、鼻水ついちゃう」
押しのけようとすると
「紬ちゃんの鼻水ならついてもいいよ」
と力いっぱい抱き締められる。
……どうして、この温もりを疑ってしまうんだろう。
悠太郎くんは、私のことが好き。
邪魔なんて思ってない。
頭では、そう分かるのに。
ぎゅっと抱き締め返す。
「……今日は、俺の家に来る?」
「え?」
「洗濯とかしたいし、次また行く準備もしなきゃだから、家には帰るけど……紬ちゃんさえ良ければ」
私が泣いたの、離れたくないからだってバレてる。
「……今日バイト」
「じゃあ、迎えに行くから今日は俺の家に帰ろ」
「……バイト行くのに、大荷物になっちゃう」
行きたくないわけじゃないのに、変な言い訳をしてしまう。
「何も要らなくね?俺のスウェット着て寝ればいいじゃん」
「……メイク落としとか」
「紬ちゃん、忘れた?俺、アイドル。メイク落としあるよ」
「……明日すっぴんで帰るのやだよ」
「なんと、一通り化粧品もあります」
「……明日の着替え」
「そればっかりはどうにもならないかー!じゃあさ、今度は持ってこなくてもいいようになんか置いてってよ」
今度。……今度があるんだ。
「……今度、バイトじゃない日に持ってく。明日は、今日着た服そのまま着て帰る」
「じゃあ、決まり」
「ずっと一緒にいよ」
"ずっと"が、ずっとじゃないから、一緒にいようと思った。



