「明日、日本に帰るよ」
悠太郎くんからLINEが来る。
「じゃあ空港まで迎えに行く」
「もし良かったら、一緒にご飯食べたい」
「いいね、ご飯食べよ」
「何が食べたい?お店考えとく」
「わがまま言ってもいい?」
「なに?」
「紬ちゃんのご飯食べたい」
……これ、結構嬉しいかも。
美味しいご飯なんてたくさんあるのに、それよりも私のご飯?
「分かった」
「張り切って用意しとく」
ーー
空港で待っていると、遠くに手を振ってる人がいる。
……あれ、悠太郎くんじゃん。あんなに遠くからみつけたの。
大きく手を振り返す。
隣のご夫婦にちらっと見られて微笑まれる。
……あ、やだ、恥ずかしい。
「紬ちゃん、ただいま」
「おかえり、悠太郎くん」
隣のご夫婦は碧くんのご両親だった。
「いつも碧がお世話になってます」
碧くんのご両親と悠太郎くんがお話している。
「悠太郎、韓国でも紬さんの話ばっかりでしたよ」
ぼそっと碧くんが言う。
「……え?」
「ひよこタオル、めっちゃ愛用してました。あ、あと行くとき手紙読んで大号泣してました。セーターも自慢されました」
「ちょっと、碧!紬ちゃんになに話してんの」
「ん、悠太郎の近況報告」
碧くんと悠太郎くん、ほんとの兄弟みたい。
「じゃ」と碧くんがご両親と帰っていく。
「俺たちも行こ」
「うん、今日のご飯も楽しみにしてて」
「やばい、なんだろ。楽しみ」
手を繋いで駅に向かう。
「手紙読んで泣いたの?」
笑いながら聞くと
「ばか、碧、あいつ」
と悠太郎くんが照れる。
「泣くほど嬉しかった?」
「うん、嬉しかった。紬ちゃんの気持ち、伝わった」
不意に悠太郎くんが立ち止まる。
……どうしたの?
振り返ると、キスをされた。
「……人前でやめてよ」
「紬ちゃん、ただいま」
悠太郎くんからLINEが来る。
「じゃあ空港まで迎えに行く」
「もし良かったら、一緒にご飯食べたい」
「いいね、ご飯食べよ」
「何が食べたい?お店考えとく」
「わがまま言ってもいい?」
「なに?」
「紬ちゃんのご飯食べたい」
……これ、結構嬉しいかも。
美味しいご飯なんてたくさんあるのに、それよりも私のご飯?
「分かった」
「張り切って用意しとく」
ーー
空港で待っていると、遠くに手を振ってる人がいる。
……あれ、悠太郎くんじゃん。あんなに遠くからみつけたの。
大きく手を振り返す。
隣のご夫婦にちらっと見られて微笑まれる。
……あ、やだ、恥ずかしい。
「紬ちゃん、ただいま」
「おかえり、悠太郎くん」
隣のご夫婦は碧くんのご両親だった。
「いつも碧がお世話になってます」
碧くんのご両親と悠太郎くんがお話している。
「悠太郎、韓国でも紬さんの話ばっかりでしたよ」
ぼそっと碧くんが言う。
「……え?」
「ひよこタオル、めっちゃ愛用してました。あ、あと行くとき手紙読んで大号泣してました。セーターも自慢されました」
「ちょっと、碧!紬ちゃんになに話してんの」
「ん、悠太郎の近況報告」
碧くんと悠太郎くん、ほんとの兄弟みたい。
「じゃ」と碧くんがご両親と帰っていく。
「俺たちも行こ」
「うん、今日のご飯も楽しみにしてて」
「やばい、なんだろ。楽しみ」
手を繋いで駅に向かう。
「手紙読んで泣いたの?」
笑いながら聞くと
「ばか、碧、あいつ」
と悠太郎くんが照れる。
「泣くほど嬉しかった?」
「うん、嬉しかった。紬ちゃんの気持ち、伝わった」
不意に悠太郎くんが立ち止まる。
……どうしたの?
振り返ると、キスをされた。
「……人前でやめてよ」
「紬ちゃん、ただいま」



