「やばい、美味すぎた、幸せ」
ふーっと満足そうに悠太郎くんが息をつく。
「良かった。お粗末様でした」
「まじで美味かった。店開ける。」
「……悠太郎くんのためなら、いつでも作るよ」
むしろ、悠太郎くんのためじゃなきゃ、こんな料理、作れない。
「うん、毎日でも食べたい」
「毎日来ればいいよ」と笑う。
悠太郎くんは、少し困ったような顔をしてから笑った。
……毎日は、来れないよね。ごめん。
「……チョコも作ったんだけど……食べる?」
途端に、目を輝かせる悠太郎くん。
「え!まじで?チョコもあるの?」
ラッピングしたセーターと一緒にチョコを渡す。
「ハッピーバレンタイン。これからも一緒にいてね」
「え?なに?開けていいの?こっちはなんだろ?」
ワクワクした様子で、まずセーターの袋を開ける。
「……え」
何も言わずにセーターを眺める悠太郎くん。
……どうしよう、気に入らなかったかな。
「紬ちゃん」
真剣な声で言うから「はい」と向き直る。
「……大好き。」
「……え?」
「これ、編んでくれたんでしょ?やばい、嬉しい。まじで毎日着る。ごめん、嬉しすぎて何も言えなくなっちゃった」
「……良かったあ。気に入らなかったかと思った」
「ごめん!そんなわけないじゃん!めっちゃかわいい。嬉しい。毎日着る。」
「毎日着なくていいよ」
紺地にカラフルなネップが控えめに入ったケーブル編みのセーター。
間に合わないかと思ったけど、なんとか完成して良かった。
こんなに、喜んでくれるなんて。
「こっちも開けるね」
「……あ、そっちは自信無い」
悠太郎くんが開けた箱の中には、歪な形をしたチョコレート。
「……ごめん、上手くいかなかったの」
悠太郎くんはひとつ食べて、
「やばい。嬉しい」と笑う。
「ねえ、紬ちゃん……抱き締めていい?」
「……さっきは聞かなかったじゃん」
「……ごめん」
そっと抱き締められる。玄関の時より、強く。
「紬ちゃん、大好き」
「うん、私も悠太郎くん大好き」
これから会えなくなることなんて、知らずに幸せに浸っていた。
ふーっと満足そうに悠太郎くんが息をつく。
「良かった。お粗末様でした」
「まじで美味かった。店開ける。」
「……悠太郎くんのためなら、いつでも作るよ」
むしろ、悠太郎くんのためじゃなきゃ、こんな料理、作れない。
「うん、毎日でも食べたい」
「毎日来ればいいよ」と笑う。
悠太郎くんは、少し困ったような顔をしてから笑った。
……毎日は、来れないよね。ごめん。
「……チョコも作ったんだけど……食べる?」
途端に、目を輝かせる悠太郎くん。
「え!まじで?チョコもあるの?」
ラッピングしたセーターと一緒にチョコを渡す。
「ハッピーバレンタイン。これからも一緒にいてね」
「え?なに?開けていいの?こっちはなんだろ?」
ワクワクした様子で、まずセーターの袋を開ける。
「……え」
何も言わずにセーターを眺める悠太郎くん。
……どうしよう、気に入らなかったかな。
「紬ちゃん」
真剣な声で言うから「はい」と向き直る。
「……大好き。」
「……え?」
「これ、編んでくれたんでしょ?やばい、嬉しい。まじで毎日着る。ごめん、嬉しすぎて何も言えなくなっちゃった」
「……良かったあ。気に入らなかったかと思った」
「ごめん!そんなわけないじゃん!めっちゃかわいい。嬉しい。毎日着る。」
「毎日着なくていいよ」
紺地にカラフルなネップが控えめに入ったケーブル編みのセーター。
間に合わないかと思ったけど、なんとか完成して良かった。
こんなに、喜んでくれるなんて。
「こっちも開けるね」
「……あ、そっちは自信無い」
悠太郎くんが開けた箱の中には、歪な形をしたチョコレート。
「……ごめん、上手くいかなかったの」
悠太郎くんはひとつ食べて、
「やばい。嬉しい」と笑う。
「ねえ、紬ちゃん……抱き締めていい?」
「……さっきは聞かなかったじゃん」
「……ごめん」
そっと抱き締められる。玄関の時より、強く。
「紬ちゃん、大好き」
「うん、私も悠太郎くん大好き」
これから会えなくなることなんて、知らずに幸せに浸っていた。



