「ねえ、全然上手くいかない」
歪な形のチョコレートを栞に見せる。
「料理は上手なのにね」
と笑いながら栞はひとつ口に運ぶ。
「あ、味は美味しいじゃん。大丈夫だよ」
「……悠太郎くんにあげるの、見た目も良い方が良いじゃん。それに、悠太郎くんはお菓子作るの得意だし……ガッカリされちゃう」
「そんなことでガッカリしないよ。話聞く限り、悠太郎くんは紬にベタ惚れだから」
そんなこと言われても、不安なもんは不安。
「ねえー、買った方がいいかな」
「どんなに歪な形してても紬が作った方が喜ぶに1票」
「……ほんと?」
「セーターも編んでて、チョコも夜な夜な試作してるんでしょ。紬、ちゃんと寝てる?」
「……寝てる。それは大丈夫。それに、悠太郎くんの方が忙しいし」
悠太郎くんは、最近スタジオに通う頻度を増やしているようだった。
夢に向かって頑張ってる悠太郎くんを、少しでも喜ばせたい。
「……チョコ、やっぱり自分で作る」
なんとなく、悠太郎くんなら喜んでくれる気がした。
歪な形のチョコレートを栞に見せる。
「料理は上手なのにね」
と笑いながら栞はひとつ口に運ぶ。
「あ、味は美味しいじゃん。大丈夫だよ」
「……悠太郎くんにあげるの、見た目も良い方が良いじゃん。それに、悠太郎くんはお菓子作るの得意だし……ガッカリされちゃう」
「そんなことでガッカリしないよ。話聞く限り、悠太郎くんは紬にベタ惚れだから」
そんなこと言われても、不安なもんは不安。
「ねえー、買った方がいいかな」
「どんなに歪な形してても紬が作った方が喜ぶに1票」
「……ほんと?」
「セーターも編んでて、チョコも夜な夜な試作してるんでしょ。紬、ちゃんと寝てる?」
「……寝てる。それは大丈夫。それに、悠太郎くんの方が忙しいし」
悠太郎くんは、最近スタジオに通う頻度を増やしているようだった。
夢に向かって頑張ってる悠太郎くんを、少しでも喜ばせたい。
「……チョコ、やっぱり自分で作る」
なんとなく、悠太郎くんなら喜んでくれる気がした。



